「みょ、名字でそうなるとは……」
「すまん」
謝っているが、お尻に当てられた硬いモノは尚もぐいぐいと押し付けられている。今日は性夜とも呼ばれているクリスマス。私も彼も、そういうことに期待しているのは当然のことだろう。体が熱くなっているのは、きっとお風呂だけではないはずだ。
「柳生さん」
独り暮らしの時に住んでいたあの狭い浴槽とは違う、広い浴槽の中でくるりと一回転すると彼の厚い胸板に自分自身の胸を押し付ける。板のような胸は彼のお陰で少し膨らみ、彼の胸板に当てるとむにっ、と少しだけ形を変えたのがわかった。
「いつか、本当の露天風呂に二人で浸かりたいですね」
「そうだな。その時は、大きな露天風呂を貸し切りでもするか?」
「いいね! 大きい露天風呂貸し切りで!」
「それでこうして」
腰がいとも簡単に持ち上げられると、ぐちゅり、と熱い切っ先を蜜口に当てられる。
「二人でまぐわうか」
「もうっ、わざわざ言わなくても良いと思うんですけど……っ♡」
風呂に入る前に幾度も果てていたお陰か、慣らさずとも簡単に彼の魔羅を飲み込んでいく。
湯で垂れていた前髪を掻き上げる彼の瞳は、十数分前のものに戻っていた。