宗矩さんは甘党だ。そうとは本人は言っていないけど、甘いものを嬉しそうに食べているのだから甘味好きには間違いない。好奇心旺盛なのもあって、カルデアにいた頃から色んなスイーツを鈴鹿ちゃんやサリエリといった同じ好みを持つサーヴァントたちと楽しんでいた。それは今も変わりなく、よく仕事帰りに新作のコンビニスイーツを買ってきては2人一緒に食べて評価を付けるのが常だ。
でも、宗矩さん曰く私の甘さにはどの甘味も勝てないらしい。
「何を考えていた?」
じゅるりと花芯を強く吸い上げられて、頭が白に染められる。
「っ、なにもっ……!」
「ふむ、やはりお前が一番甘いな」
溢れ出る愛液を一滴も残さないように舐めとりながら、嬉しそうに喉を震わせる。
魔力の味が未だにするのだろうか。いやそうだとしても、魔力供給なんてもうしなくてもいいはずだし、第一私の体にはそんなに魔力はない。あったとしてもほんのり味がする程度だろう。
あれこれ考えているとぬるり、と熱いものがうねうねと動きながら膣内に入ってきた。
「~っ! 舌、きたなくなる……♡」
抗議の声も無視し、宗矩さんの舌はどんどん進んでいった。