連日抱いているせいか、とうとう妻が苦言を呈してきた。自分の健康を案じてくれるのは嬉しいが、本当に心配ないと言っても撤回してはくれなかった。腰の事も考えて俯せにさせて挿入していたが、どうやら寝不足だったり夜に激しく運動する事による疲れが溜まってきたらしい。今日を含めて3日間抱かない事に了承すれば、安心したのか妻はいつもより早く深い眠りに就いた。
それはそうとして、胸のまっさあじはやらなければならぬ。無論妻の胸は満足できる丁度良い大きさなのだが、未だに妻は己の胸を劣っているものだと思っている。なれば、その劣っていると思っている胸を丹念に愛し、劣っていないと精神にも身体にも教える必要がある。例え寝ていようとも、身体に愛を伝えなければならない。
胸の前まで体を下に移動する。しゃつを捲り上げ、刺繍の装飾がされたぶらじゃあを上にずらす。暗闇の中に浮かぶ仄白い乳房に顔を埋め、息を吸うと乳の匂いがした。そのまま絹の肌に舌を這わし、両手で優しく2つの膨らみを揉み始める。
「あ……♡」
すっかり胸が弱くなった妻の蕩ける声を聞きながら、夫は今日も密かな夜のまっさあじを始めた。