夕飯前の宗矩さんは、とにかくお腹を空かせている。食欲と性欲が直結しているのか、夕飯前に事をし始めると必ずその日の料理は明日の朝食になってしまう。私はと言えば冷めちゃうし勿体無い、と思う日もあれば明日はチンするだけで良いから楽だな、と思う日もある。
つまり、宗矩さんに良いように流されている。具体的に言えば、シンクに掴まるようにして着たまま後ろから犯されている。着衣したままなのはよくするけれど、今はお互いにエプロンを付けているせいか、背徳感がいつも以上にあった。身長差があるせいで、貫かれた私の体は少し浮いて、動く度に爪先が床を擦る。そんな不安定な体を固い棒と胸を掴んだ手だけで支えているのだから、宗矩さんが如何に普段から鍛えているのか思い知らされる。重力も加わって、普段は最初から当たらない子宮口もがんがん責められ、抉じ開けられる。
「あ、おくうっ、もっと、突いてぇっ……!」
「……っ!」
うねる中でまた宗矩さんのが大きくなると同時に、乳首を捏ねられる。
「いく、いっら、っ~~!!!」
頭の中が白くなっても、まだ宗矩さんの下ごしらえは終わらない。