ぐだちゃんの果て、つまりFGO本編終了後には「何も残らない」だと思う。ぐだがカルデアに行って、マスターとして1人だけ生き残って、ぐだ自身以外の全員から「あなたは凡人である」「君は善人」「悪に染まりきれない」「平凡」「中庸」「どんなことがあっても前に進み続ける」「尊敬できる先輩」と色んな事を言われて、まるでそうであるかのようにぐだをぐだという型に無理矢理流し込んでいった。例え、ぐだという型と流し込まれるぐだに少し違いがあっても、違いに気づいたとしてもわざと気づかない振りをして、そしてまたあるひとは「ごめんね」と言いながらそれでも流し込んでいった。
流し込んで粗方完成されたぐだを見て誰かは「壊れている」と言うけれど、流し込んだと思ってすらいない人たちと流し込まれて型から出る事を「皆が望んでいないから」と諦めてしまったぐだは聞かない振りをする。
英雄でも無い凡人が大勢からの望みに答えるには、そうするしかない。