コロク
Follow

 ぱん、ぱんっ、と肉同士がぶつかり合う。既に両手では数えきれないほど達した体は、びくびくと何回も軽く達している。宗矩さんの方はまだ2回しか出していないのに、未だに固さを持って私の中を蹂躙している。
「立香、出すぞ……!」
「あ、うんっ、だしてぇ!」
 媚びるような自分の声は、きっと昼間だったら口が割けても言えないし、聞いただけで汗が吹き出す自信がある。だけど、ぐりぐりと良い所やここは気持ちいい所だと教え込まれた場所を押される度に、突かれる度に、頭が真っ白になって愛おしくなる。一気に腰を引いて、中から出てしまうギリギリの浅い所を何回も責める。知らず知らずのうちに、体が強張る。
「今さら怖がることでもあるまい。後は気持ちよくなるだけなのだから……」
 にやりと、獣が笑う。
「なっ!」
「ああああああああ゛あ゛っ~~!!!」
 頭に星が舞う。きもちいい、としか考えられない。体を痙攣させながら叫ぶ牝を覆い被さるように抑えて、牡が唸る。
 びゅるびゅると子宮に満たされていく熱い白濁を感じながら、私は宗矩さんを強く抱き締めた。

Sign in to participate in the conversation
ichinyo.site/但馬守に斬られたい人たち

「こっちに一如して」などと言っていたらドメインが取れることに気づいてしまったので作ったインスタンス