雨の日の帰り道、ぶしゅっとくしゃみの音がしたと思ったら猫だった。どうもなかなか歳をとってるっぽいその子は雨のかからないところで雨宿りをしているものの心配で、一晩だけ部屋に連れて帰ることに。野良にしては綺麗にしてるし拭かれ慣れてるし家猫かなあ、目つきがなんか鋭いけど鳴かないしいい子だなあ、尻尾分かれてるけど猫又…なわけないよね、昔虐待されたのかも、かわいそう、なんて思いつつ、乾いたもふもふの手触りを楽しみながら雨上がりの翌朝外に出してお別れする(お別れのちゅーをしようとしたら手で阻まれた)。
「こっちに一如して」などと言っていたらドメインが取れることに気づいてしまったので作ったインスタンス