落穂ナム
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夢見心地でついてきて風呂を勧められるがまま借りたぐだち、ソファを借りようとするものの布団はそっちだ、と指されて障子を開けるとなぜかついてくるやぎゅさん。なんで?という顔で見上げると、「もう、遅いか」と小さく尋ねられると同時に障子にかけた手に手を重ねられてその意図を知る。「……おそすぎです」ぶわっと涙が溢れるけれど、やぎゅさんに触れてみたくて胸元に手を伸ばす。すかさず帰ってくる抱擁に、猫みたいに頭をぐいぐいと押し付ける。そうして体温にうもれるぐだちがかわいくて観念するやぎゅさん。「確実に俺の方が早く死ぬが」「……はい」「君を愛させてくれ」甘い言葉以上にどんな思いでそう告げたか思いを馳せてまた涙が止まらなくなるぐだち。「愛している」重ねられた言葉に、「……知ってます」ぎゅうと抱きつく。「すきです」「……知っている」なんとなくおかしくなって、くすくすと緩んだ空気とともにハグの腕を緩めてちゅーしちゃえばいいんじゃないかなあと思うんだよぼかぁー(突然のどうでしょう)

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ichinyo.site/但馬守に斬られたい人たち

「こっちに一如して」などと言っていたらドメインが取れることに気づいてしまったので作ったインスタンス