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あれ、無制限じゃなかったっけ?

「それだけ口がきけるのならもう大丈夫そうだな」
柳生警部は薄く笑って、俺も風呂、とこたつから出ていった。
一人取り残された私は、あの人にも善人らしいところがあったのだ、ということに感動していた。それこそ、昼の惨状が記憶から一気に拭われるほどに。
裏で何かやっていそうな、仄暗さは確かにある人だ。打算である可能性も捨てきれない。けれど、それはそれでその程度には使えると見込まれたと思えた。さすが大ベテランなだけあって私では到底代わりになれない人であり、そんな人に目をかけられていたということは大きな自信になる。

「おい。寝るなら布団で寝ろ」
揺さぶられてうたた寝していたことに気づく。おふとん、と呟くと、
「シーツは変えた」
と言われたあたり、普段の警部の寝床なのだろう。
「警部はどこで」
我ながら眠そうな声で聞いてみたものの、いいから移動しろと急かされて導かれるまま布団に転がる。すこし冷たかったけれど、足元に仕込まれた湯たんぽが気持ちよかった。
「電気を消すぞ」
声をかけられて、
「警部」
「なんだ」
どこで寝るんですか、と聞いても答えなさそうだな、と思った。
「一緒に寝ないんですか」

多分イベント始まってからデータが溜まるんじゃないかな…ほら、上限がないボックスガチャだし、素材も落ちるから…。

なんだかんだと文句を言っていたのを無視して家に連れ帰った。顔色は悪く、舌鋒にもキレがない。おおよそ昼の現場を引きずっているのだと見当がついた。折角踏み込み過ぎず鈍過ぎない逸材だというのに、こんなところで折れられるのは困る。
これが男であれば女でも買ってこいの一言で済む。一夜の夢、人肌のぬくもりというものは馬鹿にならず、大抵の男はそれで立ち直る。
だが藤丸は女だった。男を買って買えないことはないだろうが、そういう文化はないように思えた。

食欲がないと言う口に粥を流し込み、風呂に入れと言うと目を白黒させた。
「参りきった顔をしているのに自分で気づいてないのか?今日は泊まっていけ」
言ってやると、悄然として風呂に向かう。そこで言い返さないあたり、堪えているという自覚はあるのだろう。貸したジャージを着て戻ってきた藤丸に温めた酒を飲ませてようやく、
「……随分と至れり尽くせりなんですね」
憎まれ口を叩くようになった。
「お前が男なら女でも買ってこいと言うところだがな」
考えていたことをそのまま言ってやると、
「わたしが女だから尽くしてくださったんですか?」
意外にも、藤丸は悪戯に笑ってみせた。

血と肉の焦げる匂いが離れない。こういう仕事に就いた以上、いつか目の当たりにするとは思っていたけれど、思っていた以上にきつかった。現場保全もあるので離れられないのが辛い。
「はじめてか」
いつもの無表情で柳生警部が聞いてきた。警部なのにこんな現場に出張るのは趣味か、あるいは実益か。聞いてもそれはそれで気分が悪くなりそうだったので、やめた。
「大丈夫です」
ちぐはぐな返事を返したからだろう、少しじっとこちらを見つめてから、そうか、とだけ返ってきた。

やっとパトカーの音がして、様々引き継ぎをして、署で所定の報告を上げたらもう深夜だった。忙しさが落ち着くと昼間の現場の陰惨さが脳裏に蘇る。食欲もないあたり、
「やられてるなぁ……」
溜息が出る。我ながら、結構太い方だと思っていたのだけれど。
「おい」
通用口を出たところで柳生警部の声がした。
「ちょっと付き合え」
「--わたし、」
気分が優れないので、という間も無く助手席に押し込まれる。
一体何なんだろう。この人は、わたしを一体なんだと思っているのだろう。
無性に腹立たしかった。けれど。煙草のにおいが、すこし、昼間の惨劇の香りを消した気がした。

明日のアプデ、結構細かい機能の拡充がすごいのでサーバー大丈夫かなーと心配している。

無造作にめくる手ー!!!(脱がせ方わからなかったんだろうなと思うと萌え度数倍増)

1枚目の4コマ目のリラックスしてるぐだちゃんがとても好きです

自分で不意打ちしておきながらやりづらいと文句を言う但馬ー!お前ー!!!

朕スタイルはハードル高そうだし、軍師系でもいいけど…やっぱりカンフー服かなって…

TVチャイナ最高に最高でしたよね…但馬も衛士長コスあたりで二人でチャイナチャイナして欲しい…

騎乗位その後 Show more

マーリン復活しないかな…しないよね…

皆さんの萌ポイントが美味しすぎてのたうちまわってる

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ichinyo.site/但馬守に斬られたい人たち

「こっちに一如して」などと言っていたらドメインが取れることに気づいてしまったので作ったインスタンス