Show more

よしかわさんおつかれさまでした…!

「え……」
「末期がんだ。医者から伝えられた余命よりは生きているが、そろそろ限界が近い」
淡々と続けながら、戸棚から取り皿を取る。
「来てくれるなら、あいつも喜ぶ。娘ができたと喜んでいたから。ただ前にあったときよりも大分やつれていることは知っておいてくれ」
かたかたと土鍋の蓋が鳴った。
「……すまん」
そんなの。そんなの、柳生さんのせいじゃない。けれど、私の口はその言葉を紡いではくれなかった。

 黙々と夕食をとる。割と美味しくできた気はする。味がするから大丈夫。
「うまいな」
ぽつりと柳生さんがつぶやいておかわりをした。
「……良かったです」
「洋風も悪くない」
そう言いながらどんどん平らげていく。
「柳生さん」
その勢いに押されるように、少し聞いてみたくなった。
「うん」
「食べたくないなあ、食べられないなあ、っていうとき、ありませんでしたか」
「あった」
ついと器に口をつけてあおってから、
「食わんと動けんから無理やり食った。君の参考にはならん」
きっぱりと言い切られて途方に暮れる。朝走ったりすればいいのかな、とかぼんやり浮かんでは、まだちょっとしんどいな、とどこかが叫ぶ。

 洗面からドライヤーの音が聞こえてきて、じきにドアが開く。リビングに入ってきたタイミングで、
「柳生さん、今日はもう出かけませんか?」
声をかけてみた。少し驚いたような顔をしていたけどさっきのお返しだもんね。
「ああ。適当に飯にして寝るつもりだが」
「お鍋つくったら一緒に食べますか?」
「いいのか」
「切って煮るだけですけど。鳥と野菜と、最後にお雑炊にしようかなって」
「食べる」
待っててよかった。とりあえず今入っている分は火にかけて一旦しまった諸々をもう一回出してちょっと多めにぶつ切りにしていると、
「どこかにカセットコンロがあるはずだが」
「ほんとですか」
「帰れる日はよくこたつで鍋をやった」
柳生さんがそんなことを言い出したので少し探してみたけれど、見つからなかった。ガスは見つかったけど、これだけじゃ使えない。
「明日聞いておく」
「お見舞い、一緒に行ってもいいですか」
尋ねると、柳生さんがじっとこちらを見つめてきた。
「正直に言う」
ああ、これは重めの言葉がくる、とわかった。柳生さんはしばらく間をおいてから目を伏せて、
「あいつがここに帰ってくることはもうない」
そう、告げた。

お題…
・酒盛り
・ねぐら
・お気に入り
とか言ってみる

一人クリスマス、白ワインをゆず茶で割ったやつと好きなだけバケットwithパテ→ピザトースト食べて大満足。きょうは遊んだー。

あっ、クリアファイルもらった!かわいかった

いや、ほんと一瞬いたらいいかな…ぐらいだったけどもう二瞬三瞬のレベルなので…あまり期待なさり過ぎず…!あっでもふるみせんせえの漫画は面白かったっす

隣のカルディに来たけどワインを求める人々で激混みー!

なお、かるたにはやぎゅさんいません。ヘクオジも。新茶はいた。

1ページ1カットぐらいいらっしゃればと思いましたがもうちょっといらっしゃったやで…ほくほく

帰って買ってきたカルデアエース読んでいますが思いの外ちゃんと但馬守いるのでみなさんぜひ買いに走ってください…ハレルヤ…

山路さん出るやつはとりあえず抑えたいかのう…あとヅカももうょっと観に行きたい。

罪と罰読んだことないけどめちゃ気になってきたわ…なんなの謎の男…悪いやつの気配しかしないじゃないの…

来年の観劇とかそろそろ抑えるか〜、と思って観て回ってたけど、こないだの朗読劇の山路さん、罪と罰の東京と大阪の間にやるんやな…いそがし…

ぐだちゃんじゃないけどお腹すいてきた…

 着替えてキッチンに入るとやっぱりお風呂だったみたいで、残りおよそ5分でお風呂が沸きます、と給湯器が知らせてきた。またソファーで寝てるかな、と覗いてみたけれどいなかったから、早々にもう入っているのかもしれない。
 何はともあれお腹が空いてきたので冷凍庫と冷蔵庫とにらめっこして、考えるのが面倒くさくなって鍋とおじやにすることに決める。小ぶりの土鍋を出してざくざく適当に切って、冷凍してあった鶏さんと一緒に鍋に入れた。あとはコンソメを入れて、と思ったところで、お風呂が沸きました、と結構なボリュームで告げられて気がつく。柳生さん晩ごはんどうするんだろ。
 今まで一緒にごはんを食べたのは、まだごたごたしていた間の数日間と柳生さんの奥さんにご挨拶しにに行った帰りで、お弁当を買ってきたりインスタントだったり外食だったりで、お家で作って食べるパターンは、まだない。柳生さんのことだから自分の分がなくても何も言わないとは思うけど。けどーーちょっとだけ、待ってみることにした。

ふふふ、オトナでムフフな柳ぐだがくると思うておったじゃろ?しかしまずは家族のイベントじゃろ!

「……おかえり」
「……ただいま」
 玄関を開けると、珍しく柳生さんが家にいた。ジャケットを脱いで腕をまくっていたから、お風呂でも入れようとしていたのかもしれない。いるとはちょっと思ってなくてぎこちなくなってしまった。
「もうすぐクリスマスだがなにか欲しいものはあるか」
「へっ?」
突然の問いかけに間抜けな声が出てしまって焦る。へっ、て何よ、へっ、て。
「え、あ、と」
「思いついたら送ってくれ」
そう言いながら柳生さんはすっとお風呂場に続く洗面に入っていった。こっちはまだ靴も脱いでいない。
「……マイペース〜……」
思わず口から漏れてしまった。

アカウント間違えるという。こっちでちゃんとぶら下げるように修正しております。すまぬ

Show more
ichinyo.site/但馬守に斬られたい人たち

「こっちに一如して」などと言っていたらドメインが取れることに気づいてしまったので作ったインスタンス